暗越奈良街道のルート
(大坂・高麗【こうらい】橋)−(玉造【たまつくり】)−(枚岡【ひらおか】)−<暗峠>−(小瀬)−<榁木【むろのき】峠>−(砂茶屋)−(奈良)
暗越奈良街道の意義
別名
奈良街道、大坂道
暗越奈良街道の歴史
古代
都・平城京(奈良)と浪速【なにわ】(大坂)を結ぶ最短のルート。多数の渡来人が往来し、古代の外来文化をもたらした道。遣唐使たち、インド僧・菩提僊那【ぼだいせんな】や林邑(現ベトナム)僧・仏哲らが行基(668〜749)と共に暗峠を越え平城京へ来た道である。
伊勢参詣の道
大坂から伊勢参りの場合は、距離的に近いので、この街道が最もよく利用された。奈良から先は、柳生、笠置などを通り伊勢参宮道に接続した。
逆に大坂への旅は比較的、急坂が少なく京街道(参照されたい)に次いで賑わった。
旅に生きた松尾芭蕉、最後の旅路
奥の細道紀行の5年後のことである。上野に帰郷後、京都・大津などをまわり、この街道を通っている。長旅による疲労であろうか、大坂で客死した。
辞世の句 旅に病んで夢は枯野をかけめぐる 。
遺言により、近江(滋賀県)膳所【ぜぜ】の義仲寺に埋葬された。
明治〜大正時代
大阪鉄道(1892開通、現JR関西線)や大阪電気鉄道(1914開通、現・近鉄奈良線)の全通により、さびれる。
暗越奈良街道歩き旅アドバイス
暗峠周辺をメインとし、最後に平城京周辺やロマンあふれる佐保路(法華寺〜不退寺〜転害門)の散策を加えた。平城遷都1300年祭(2010年4〜5月)の折に訪れたらより感動的、印象的な旅になるだろう。
暗越奈良街道歩きコースプラン
コース
| コース | ハイライト・見所 | |
|---|---|---|
| 1 | 新石切〜暗峠〜南生駒 | 暗峠 |
| 2 | 平城宮、佐保路の散策 | 平城宮、法華寺、不退寺、佐保路、東大寺 |
